最近、「たんぱく質〇g」や「完全栄養食」などが多く目につくと思いませんか?
偏食が激しいからか、気になっててCMなんかでよく見るように思うよ
わが家の長男は食べるものにこだわりがあって栄養が十分に摂れていません。そのせいか完全栄養食なんて言葉を耳にする度に、どんな商品かなとチェックしています。
今回は、そんな完全栄養食の中で手軽に食べられる「BASE BREAD(ベースブレッド)」※1の大人向けに表示されているの栄養を、子供の年齢に合わせるとどのくらいになるのかをまとめました。
- どのくらい食べるのがちょうどいい?
- 年齢、性別に合わせた栄養素が含まれる割合
- 不足する栄養素はあるのか?
- 摂りすぎになる栄養素は?
どのくらい食べられるかは子供によって異なりますが、栄養を簡単に摂れる一つの商品として参考にしてみてくださいね。
偏食で普段から栄養素が足りなくて迷っている方は、栄養がバランスよく補えるか要チェックですよ。
忙しい朝や長期休みに便利!
ただいま不登校中
ハリー
ゴマに似たものは全部イヤ
味覚過敏で偏食があり、味や食感にすごく敏感。特にゴマやイチゴのプチプチが嫌で、触るのも嫌。 1歳9か月で家族といったいちご狩りでは、料金を払うも一切食べず。
以降の記事内では「BASE BREAD」は「ベースブレッド」での表記で統一しています。
BASE FOODのサイト内 ベースブレッドのグラフではナトリウム表記になっていますが、当サイトでは食塩相当量のままでグラフ作成しています。
※1:1食(2袋)で、栄養素等表示基準値に基づき、過剰摂取が懸念される脂質・飽和脂肪酸 ・炭水化物・ナトリウムを除いて、すべての栄養素で1日分の基準値の1/3以上を含む。
ベースブレッドは一日何個?年齢別の栄養素割合
BASE FOODには、 26種のビタミンやミネラル、 たんぱく質、 食物繊維など、
BASE FOODサイトより
からだに必要な栄養素が ぎゅっと詰まっています。
ベースブレッドは、BASE FOOD(ベースフード)の商品の一つ。
調理せずに手軽に1食分に必要な栄養素が摂れるのが魅力的ですが、栄養素の割合は大人向けとなっています。
ごはん代わりに使いやすい食事パン4種と子供でも食べやすい菓子パン4種が発売されています。(2023.12月現在)
- ミニ食パン:プレーン
- ミニ食パン:レーズン
- ロールパン:プレーン
- ロールパン:リッチ
- チョコレート
- メープル
- シナモン
- カレー
栄養素がまるっと簡単に摂れるのが魅力的ではありますが、サイトや商品のパッケージにある栄養素割合は大人向けです。
子供が食べるとどのくらいの栄養がとれるのかな?
偏食があったり小食だったり、子供だとどのくらいの栄養素がとれるのか気になりますよね。
ベースブレッドの「ミニ食パンプレーン」の栄養素割合を年齢男女別にまとめ、一目でわかるようにしました。
日本人の食事摂取基準(2020年版)の一日の推奨量(もしくは推定平均必要量)の3分の1(=1食分)を100%としています。
ベースフードのサイトには
おとなと同じかたさを食べられるのは、3歳以降となります。
BASE FOOD ヘルプセンター「小さな子供が食べても大丈夫ですか?」
とあるので、3歳からのグラフをまとめています。
ただ、食べられる量やかたさは子供によって異なります。だいたいの目安にしてみてくださいね。
脂質、飽和脂肪酸 、炭水化物や食塩相当量は過剰摂取を回避するために基準値より少ない値になっているよ!
グラフは以下の量で作成しています。
- 3-11歳:ベースブレッドミニ食パン・プレーン1袋/食パン6枚切り(約60g)1枚
- 12-17歳:ベースブレッドミニ食パン・プレーン2袋/食パン6枚切り(約60g)2枚
リンクをクリックするとあなたのお子さんの年齢のグラフに飛びます!
6-7歳 8-9歳 10-11歳 12-14歳 15-17歳
この年齢では、多くの栄養素で必要な量の男女差は大きくありません。
ベースブレッド1袋で骨や歯の成長に必要なカルシウム、骨格形成に大切なリンの以外は必要基準を満たしています。
この年齢ではおやつでも栄養を摂ったりするため、鉄やビタミンDはほぼ1日の3分の1を摂れているので十分と言えます。
ベースブレッドは小麦やライ麦などの「全粒粉」が入っていて、よくかんで食べるから1袋食べきれないことも…
食べられる量に合わせて減らしても大丈夫!
6-7歳もベースブレッド1袋分と食パン1枚(約60g)で比較したグラフです。
6-7歳でも、多くの栄養素で必要な量の男女差は大きくありません。
ベースブレッド1袋で骨や歯の成長に必要なカルシウム、骨格形成に大切なリン、ビタミン類などが必要基準を下回っていますが、果物や飲み物でカバーできそうです。
この年齢でもまだ咀嚼がうまくない子もいるので、1袋は目安にしてみてくださいね
8-9歳もベースブレッド1袋分と食パン1枚(約60g)で比較したグラフです。
女の子で「身長が大きく成長する子」がクラスに1人くらいいるのではないでしょうか。
ほとんどの栄養素で必要量は同じくらいですが、カルシウムは女の子の方が多く必要となります。
ベースブレッド1袋で骨や歯の成長に必要なカルシウム、骨格形成に大切なリン、ビタミン類などが必要基準を下回っています。成長に伴って鉄分なども多く必要とするので、ベースブレッド以外で栄養素を補給するほうが良さそうです。
10-11歳では女の子の中には生理が始まる子が出てくるため、グラフは2パターンに分かれています。
この年齢になると、男の子のほうが小柄な子が多いのが目立ってくるのではないでしょうか。
ベースブレッド1袋では鉄やカルシウム、カルシウムの吸収を促すビタミンDの量が基準値を下回っているので、
- 1袋と他の食品で補給
- 1袋と半分(ミニ食パンなら3枚分)
- 2袋食べる
など本人に合わせて増やしても大丈夫ですよ。
2袋食べることで過剰摂取になりそうな栄養素については「ベースブレッドで摂りすぎになる栄養素はある?」の項目を読んでください。
12歳以降はベースブレッド2袋分でグラフ化しています。
成長期の子供向けでないからか、成長に必要なカルシウムやビタミンDは基準を少し下回る量です。
乳製品などで補ってあげることで栄養も十分に摂れますよ。
高校生の年代になると、女の子では身長の伸びがすでに終わっている子も多いと思います。
中学生の頃に比べると必要な栄養素の基準値が少し下回るので、ほとんど2袋で栄養は満たしています。
ただ食べたりない場合は、他のもので補ってくださいね
簡単に栄養が摂れて便利!
ベースブレッドで足りない栄養素はどのくらい?
大人基準で栄養バランスが設計されているベースブレッド。
子供の年齢別にした時に足りていない栄養素はどのくらいでしょうか。
成長期には足りない栄養素を補って、ぐーんと成長してほしいよね
小食や偏食などあると、足りていない栄養素は気になります。
年齢別の食事摂取基準(2020年版)の一日の推奨量(もしくは推定平均必要量)の3分の1(=1食分)を100%としています。
どの年齢でもカルシウムが足りない印象だったので、簡単に補えそうな以下の飲み物5種類
- 豆乳
- 牛乳
- ヨーグルトドリンク
- オーツミルク
- アーモンドミルク
でグラフ化してみました。
あれこれ準備するより、簡単な方がいいよね
オーツミルクとアーモンドミルクに関しては、写真の製品のデータを用いています。
その他の飲み物は文部科学省の食品成分データベースを基に計算しています。
飲み物の量は以下の量で計算しています。
- 3-9歳(男女):100ml
- 10-11歳(男女)/12-17歳(女):120ml
- 10-11歳(女月経有)/12-17歳(男):150ml
飲み物は、ベースブレッドで不足するカルシウムが補える量で計算
全年代で熱量(エネルギー)と炭水化物は基準値を下回っていますが、おやつや他のタイミングでも摂れるため、それ以外の栄養素について★マークで評価しています。
リンクをクリックするとあなたのお子さんの年齢のグラフに飛びます!
6-7歳 8-9歳 10-11歳 12-14歳 15-17歳
3-5歳はカルシウムと鉄、リンが基準値を下回っています。
カルシウム量が少ないのが少し残念
鉄分不足ならおススメ
他のタイミングで鉄分を補えれば大丈夫
カルシウム吸収率が良いのでおススメ
どれも基準値を満たしていて優秀
加糖でも気にするほどの量ではない
牛乳嫌いなら、ほんのり甘いオーツミルクが
おススメ
オーツミルクより飲みやすさはあり
ビタミンEも補える
リンはカルシウムと共に骨の成長に必要な栄養素ですが、食品添加物としていろいろな食品に含まれているので、基準値を下回っていても気にする必要はありません。
6-7歳はカルシウムと鉄、リンに加え、ビタミンDが基準値を下回っています。
カルシウムを補う小魚などあれば〇
鉄分は補えないものの、カルシウム吸収に
必要なビタミンDが補えていて良い
カルシウム吸収を促すビタミンDが
補えていないものの、全体的に優秀
カルシウム吸収を促すビタミンDが
しっかり摂れる
カルシウムは基準値を上回るものの、
ビタミンDを補いたい
カルシウムとリンの吸収を促してくれているビタミンD。乳製品以外はカルシウムの吸収率が半分を下回るので、しっかり補って吸収力をあげたいですね。
8-9歳はカルシウムと鉄、リンとビタミン類(C、D)が基準値を下回っています。
カルシウムはしっかり補えるものの
ビタミン類を他で補いたい
不足する栄養素がバランスよく
摂れていて良い
カルシウム吸収を促すビタミンDが
補えていないものの、バランスよく補える
カルシウム吸収を促すビタミンDが
しっかり摂れる
カルシウムは基準値程度に補えるものの、
ビタミンDを補いたい
カルシウムとリンの吸収を促してくれているビタミンDと、普段の食事から不足しがちなビタミンCはきちんと他のもので補いましょう。
10-11歳はカルシウムと鉄、リンに加え、ビタミン類が基準値の半分くらいになっているものがあります。
女の子は特に鉄分補給できるので
不足気味な子は積極的に選びたい
鉄分や不足するビタミン類を
フルーツなどからい補いたい
カルシウムは十分補えるものの
ビタミン類を他で補おう
ビタミン類が補えていないが
骨の成長に必要な栄養は摂れる
不足する栄養素で補えているのがカルシウムのみ
違う飲み物の方がおススメ
不足する栄養素が多く、1袋では足りないかもしれません。
個人の食べられる量に合わせて1袋半~食べるか、鉄分がより多い「ミニ食パン・レーズン」や「チョコレート」、「シナモン」などを選んだり、フルーツや野菜から不足する栄養を補ってください。
12-14歳はベースブレッド2袋分なので、飲み物を選べば栄養が補えます。
ただし女の子は毎月の月経(生理)により鉄分が不足しがちです。すでに月経がはじまっている場合は、月経有のグラフを参照してくださいね。
男の子はカルシウムを補えると良い
不足する栄養素がバランスよく
摂れていておススメ
カルシウムは十分なものの
吸収を促すビタミンDを摂りたい
女の子は鉄分を別で摂ると良い
不足する栄養素で補えているのがカルシウムのみ
だが、ベースブレッド2袋なら良い
2袋分食べられない場合は、飲み物だけでは補うことはできません。
特にこの時期はカルシウムや鉄分、ビタミン類など意識して摂れるとよいですね。
6-7歳はカルシウムと鉄、リンに加え、ビタミンDが基準値を下回っています。
バランスよく補えている
ビタミンDが補えればGOOD
不足する栄養素がバランスよく
摂れていておススメ
カルシウムは十分
男の子は亜鉛不足にならないよう注意
不足する栄養素で補えているのがカルシウムのみ
だが、ベースブレッド2袋なら良い
カルシウムとリンの吸収を促してくれているビタミンD。乳製品はカルシウムの吸収率が他のものと比べて良いので、牛乳かヨーグルトドリンクがおススメです。
男の子でも偏食による鉄分不足はあるので、この年代では意識して摂れるといいですよ。
年代によって合わせて飲むとよいものも異なります。
- 鉄分が不足している場合は積極的に選びたい:豆乳
- カルシウム不足を補うのに優秀:牛乳/ヨーグルトドリンク
- カルシウム吸収を促すビタミンDがしっかり摂れる:牛乳/オーツミルク
- 欠乏すると成長遅延もある亜鉛をとるなら:豆乳/牛乳
全年代で見てみると、やはり牛乳が不足する栄養素を補うのに一番だと言えます。
ベースブレッドで摂りすぎになる栄養素はある?
栄養素の中には1日の上限量が決められていて、摂りすぎによって健康が損なわれるものがあります。
3-17歳までの子供で上限が決められているのは以下の栄養素です。
- セレン:魚介類に多く含まれる
- 鉄:吸収のよいヘム鉄とそうでない非ヘム鉄がある
- ヨウ素:海藻類(特に昆布)に多く含まれ、日本人は摂取量が高い
- ナイアシン:動物性食品にはニコチンアミド、植物性食品にはニコチン酸として含まれる
- ビタミンA:レバーに多く含まれる
- ビタミンB6:通常の食品では可食部の1%を超えるものはない
- ビタミンD:きのこ類や魚類に含まれる
- ビタミンE:ナッツ類などに多く含まれる
- 葉酸:ブロッコリーや枝豆などに多く含まれる
5種類の飲み物をプラスして1日分の何パーセントになるのかまとめています。
リンクをクリックするとあなたのお子さんの年齢のグラフに飛びます!
6-7歳 8-9歳 10-11歳 12-14歳 15-17歳
ナイアシンと葉酸はベースブレッドのみで1日の1/3を超えています。
ナイアシンと葉酸はベースブレッドのみで1日の1/3くらいです。
ベースブレッドのみ見ると、どの栄養素も1日の1/3以内に収まっています。
どの栄養素も1日の上限の1/3より少ないです。
ベースブレッドを1袋より多く食べると、ナイアシンと葉酸が1日の1/3を超えるくらいになります。
ナイアシンと葉酸はベースブレッドのみで1日の1/3程度です。
ナイアシンと葉酸はベースブレッドのみで1日の1/3程度です。
ナイアシンの上限値は、植物性食品に多く含まれるニコチン酸のもので計算しています。
ニコチン酸の方が動物性食品のニコチンアミドの上限量より低いよ
ただ、この二つの上限値も強化食品やサプリメントから摂取する場合なので、気にしなくても大丈夫です。
葉酸の上限値に関しても、葉酸の強化された食品やサプリメントに含まれるものであって、食事からとる葉酸には上限値が決められていません。
どちらも摂りすぎにはなっていないので大丈夫です
上限量が決められている栄養素の多くは、サプリメントなどの強化食品で摂取した場合の値です。
ベースブレッドは原材料を見る限り、一般食品からの栄養素で作られているので神経質になる必要はないですね。
原材料小麦全粒粉(国内製造)、小麦たんぱく、還元水飴、大豆粉、もち米粉、発酵風味料、油脂加工食品、ライ麦全粒粉、小麦胚芽粉、米ぬか粉、チアシード、生クリーム、パン酵母、米酢、卵黄粉末、食用油脂、食塩、バター、海藻粉末、全卵粉末、粉末油脂、昆布粉末、サトウキビ抽出物/酒精、乳化剤、調味料(無機塩)、酸味料、(一部に小麦、卵、乳成分、大豆を含む)
BASEFOOD ミニ食パンプレーン原材料より
子供の栄養摂取基準にはモリブデンの上限値がありませんが、グラフの値を見ると以上に高くて心配になっていませんか?
子供だと摂りすぎになるんじゃないかって思うよね
「食事摂取基準(2020年版)」によると
- モリブデンは穀物、豆類に多く含まれる
- 日本人の穀物、豆類摂取量は欧米人よりも多い
- 1日平均225μg~300μg超
- 実験や研究での健康障害は認められていない(500μg前後/日摂取)
- 成人の上限量は男性:600μg/女性:500μg
- ベースブレッドに含まれるモリブデンは1袋49.5μg(ミニ食パン・プレーン)
また
通常の我が国の食生活であれば、推奨量の10倍近いモリブデン摂取量になる。したがって、事実上、献立の作成においてモリブデンの摂取に留意する必要はない。
日本人の食事摂取基準(2020年版)より
とあるので、心配する必要はないですね。
安心して食べて大丈夫だね!
ベースブレッドを長期休暇や災害時の備えに
共働きが多く、子供の長期休暇のごはん代わりに買っておくと便利です。
長男ハリーは本当に食べられる物が減っていて、栄養も足りていません。
家なら何とかなるものの、外出時や災害にあった時なんかは食べられなくて困ってしまいます。
祖父母の家に行った時なんかも便利だったよ
緊急災害対応アライアンス「SEMA」に加盟
この度、ベースフードは、緊急災害対応アライアンス「SEMA(https://sema.yahoo.co.jp/)」に加盟いたしました。
BASE FOOD ニュース/お知らせより
災害時には、菓子パンやインスタント食品で栄養が偏りがち。
さらに水分を摂るのを控えたり、動かなかったりすると余計に良くないもの。
ベースブレッドなら食物繊維やビタミン類もしっかり摂れますよ。
普段から食べられて栄養バランスの良い物を防災用品の1つに加えるのを忘れずに!
栄養が偏りがちな災害時の備えに!
まとめ:本人の食べられる量に合わせ調整を
年齢別に栄養素の割合や不足分、過剰摂取分をグラフ化してまとめましたが、本人の食べられる量に合わせてあげるのが一番ではないでしょうか。
1袋がちょっとお高めですが、ダイエット目的の大人のように毎日食べる必要はないです。
偏食なうえに不登校で栄養は偏ってばかり…
普段の足りてない栄養を摂るのにちょうどいいよ!
ベースブレッドは長期休暇や、災害時などにも活用できるので買い置きしておくことをおすすめします。
公式サイトから買うのが一番安い
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