小さい頃はよかったけど、学校へ行くようになって字が読めるようになると、『これ嫌いなの入ってる』と食べてくれないことも。
偏食があって食べられるものが限られているからこそ、形や食感がちょっとでも元のものと違うなら試してみたいですよね…。
災害時や他の人にご飯を任せないといけない時、手抜きもしたい時もあるよね!
一品プラスしたい時なんかも試せるものがあればぜひ☆
味覚過敏って、本当に人によって「これが食べれる」というものが違っています。
そんな中でも比較的食べやすそうなものをまとめています。
ただいま不登校中
ハリー
鉄欠乏性貧血とわかり、鉄剤服用するもまずくて断念
小4でプチ不登校経験。味覚過敏で偏食があり、味や食感にすごく敏感。貧血予防の鉄剤は「鉄の味がする」ので嫌。 キライなものは匂いで気が付き、腹が減っていても絶対食べない「鉄の意志」を持っている。
プラス一品に!紀文の「とうふそうめん風」
味覚過敏で四角い形がいいとか、白いからいいという理由で「豆腐が食べられる子」っているんですよね。
ところがハリーは豆腐が食べられません。
ホットケーキなんかに混ぜて焼いてしまえば食べてくれるのですが、できれば「豆腐」と知っていても食べられるものがあればなぁと。
ハリーも離乳食期には食べていたのに…1歳半過ぎたころから一切食べなくなってしまって
何が嫌なのか、全拒否されます。
そこで見つけたのがこちら↓
1パック ¥237(税込・送料別)
内容量:1パック麺状とうふ130g・つゆ15g
豆腐なのに豆腐っぽいくささもなく、のど越しよく食べられる。
素麺よりすこしのど越しが劣るかなと思えるものの、たんぱく質が足りない時に副菜としてもだせる。
他には「玉子とうふそうめん風」、「ごまつゆ付き」、「ピリ辛つゆ付き」がある。
昨年のものは「麺状とうふ」と「つゆ」で168gと書いてあり、
現在のものは麺が150g→130gに減ってしまっているようです…
わが家では、みな食が細いこともあって1回に1/3から1/2量を副菜としてプラスしています。
栄養成分(つゆ含まず)と1日における栄養摂取基準にしめる割合をまとめたのがこちらです。
栄養成分※ | プレーン | たまご |
---|---|---|
たんぱく質(g) | 4.6 | 1.4 |
炭水化物(g) | 7.3 | 9.0 |
食物繊維(g) | 2.3 | 2.1 |
※主に給食で摂取基準量が決められている栄養成分を抜粋
たまごとうふそうめん風では使用されているのが「卵黄」なので、たんぱく質は少ないかなぁという印象。
プレーン1パックを食べても1日に必要なたんぱく質の7~15%程度なので、そんなに栄養素を摂れると期待できるものではありませんが、「食べられるものを増やす」目的としてはいい商品だと思います。
暑い夏はちゅるんと食べられるので、ホントに便利!
スーパーやコンビニ各社、ネットでも取り扱いがあります。スーパーでは季節によりますが、税込203~213円ほどです。
コンビニでも売っているので、ちょっと一品欲しいなというときに便利でおすすめです。
スーパーで買う方が安いと思うので、見つけたら試してみてね!
おやつ代わりに満足!ニッスイ「ソーセージ」シリーズ
お魚のソーセージは比較的食べやすいから、味覚過敏の子でも食べられる商品じゃないかなと思います。
炒め物に入れてもいいし、常温保存ができるのがいいところ!
どの味でもおいしいと思うのですが、「真あじの旨味ソーセージ」はハリーも絶賛するおいしさ。
敏感な子にはもしかすると苦手な味かもしれないのですが、魚を一切食べないハリーが気に入っているので見かけたら買ってみてくださいね。
真あじの旨味ソーセージ
さけの旨味ソーセージ
北海道ソーセージ
1セット ¥203~(税込)
内容量:1セット4本 55g/本(真あじ、北海道)、50g/本(さけ)
含まれている真あじの量は12%と他の魚に比べると少ないものの、一口かじるとガツンと口に広がる風味が何とも言えないおいしさ。
赤いパッケージの「北海道ソーセージ」よりもこちらの味が強く感じられるソーセージが好みのようです。
さけのソーセージには7%銀鮭が使用されていて、ほんのりうすオレンジ色。
鮭が大の苦手のハリーもペロンと食べてしまいます。
栄養機能食品ということで、1日の目安は1本。同じシリーズの「北海道ソーセージ」と「さけの旨味ソーセージ」の栄養成分と1日における栄養摂取基準にしめる割合をまとめたのがこちらです。
→スクロールして見れます。
栄養成分※ | 真あじの旨味 ソーセージ(55g) | 北海道 ソーセージ(55g) | さけの旨味 ソーセージ(50g) |
---|---|---|---|
たんぱく質(g) | 5.4 | 4.8 | 4.9 |
炭水化物(g) | 6.8 | 7.0 | 6.6 |
カルシウム(mg) | 235 | 350 | 275 |
※主に給食で摂取基準量が決められている栄養成分を抜粋
年齢によってカルシウムの必要量が異なりますが、1本で25%弱~60%超が補えます。
あくまでも「栄養機能食品」*1なので、1日の必要量より少ないからといってたくさん食べるのはいけません。決められた量を守って食べてくださいね。
おやつ代わりにも満足な量なので、ぜひ常備を!
栄養機能食品とは、特定の栄養成分の補給のために利用される食品で、栄養成分の機能を表示するものをいいます。対象食品は消費者に販売される容器包装に入れられた一般用加工食品及び一般用生鮮食品です。
引用元:消費者庁 栄養機能食品について
真あじの旨味ソーセージは売っているスーパーも限られているようで、うちの近所では「マルハチ」というスーパーの一部の店舗で購入できます。
北海道ソーセージは比較的いろんなスーパーで見かけますが、真あじとさけのソーセージは販売している店は近隣では多くありません。
楽天の「西友」では北海道ソーセージの取り扱いがあるので、店舗でも取り扱いがあるかもしれません
残念ながら、「さけの旨味ソーセージ」はネットでは見つかりませんでした
店頭で見かけたらぜひ!
なめらか食感でおいしい!ふじや食品の胡麻どうふ
胡麻のプチプチが大嫌いなハリー。胡麻が入っているというだけで全力で拒否してくるのですが、こちらはまったくゴマの風味も何もわからないのでおすすめです。
チョコミント胡麻どうふ
(春夏限定:3月~8月頃)
ショコラ胡麻どうふ
(秋冬限定:9月~2月頃)
1パック ¥170~(税込)
内容量:1パック2個 80g/個
ねりごまが入っているものの、なめらかな食感とチョコの味がメインなので、ほとんどチョコプリンのようです。
チョコミント好きには絶対のおススメ!
ミントも強く主張してこないので、そんなに好きでない方も食べられるかも?
一番最初に購入したときは、ゴマが入っているということは言わずに、外パッケージから出した状態であげています。
80g入っているので満足な量で、暑い日のおやつやデザートにピッタリ。
リニューアルして写真とはパッケージが少し異なっています。
使われている白ごまはチョコミントは3番目。ショコラはチョコレートの後なので、そんなに主張するほど入っていません。
また、ねりごまなので粒々食感が嫌いな子にとって気になりません。
どちらも1個80gと他のカップデザートと比べても量が多いことが分かります。他にも同じシリーズのデザートがありますが「いちご」や「小豆」が嫌いなので、ほとんどこの二種類を買っています。
一度「ミルクキャラメル胡麻どうふ」を買ったことがあるんだけど、二人ともに不評…
味がすこしぼやけた感じでした
栄養成分※ | チョコミント 胡麻どうふ(80g) | ショコラ 胡麻どうふ(80g) |
---|---|---|
たんぱく質(g) | 1.0 | 1.1 |
炭水化物(g) | 15.4 | 15.6 |
※主に給食で摂取基準量が決められている栄養成分を抜粋
グラフにしてみると栄養の割合はそんなに高くなく、たんぱく質も1日分のうち1~3%程度なので、苦手なものが入っていても食べられることを目的として挑戦できるといいかなと思います。
実店舗では「イオン」や「ライフ」、関西にある「マルハチ」などを探してみてください。西友も一部店舗で取り扱いがあるかもしれません。(近隣では取扱なし)
ネットで探してみたのですが、取り扱いがほとんどありませんでした。
西友ネットスーパーで一部の地域のみ取り扱いがあるようです。
うちの地域では西友ネットスーパーでは取扱なし…でした
野菜感が少なめ!カゴメの野菜生活100 甘夏&レモンミックス
小さい頃は野菜ジュースも比較的飲んでいたハリー。しかしだんだんと「ラベル表示確認」するようになってからは飲まなくなりました。
こちらはコップに入れて何も言わずに出したら、すんなりと飲んでくれたのでリピートしています。
野菜生活100 甘夏&レモンミックス
(季節限定)
1パック ¥217~(税込)
内容量:1本 720ml
野菜と果物の割合が同じだけど、かんきつ類の酸味でさっぱりするからか、野菜が入っていて嫌な感じが少ない印象。
原材料の一番最初に来ているのが苦手な「人参」。それでも人参が入ってるのがわかりにくくて、ビタミンをしっかり補えて◎。
ただ、季節限定品なのが残念。
使われている野菜は14種類。果物は3種類だけなのに、レモンと甘夏がいい仕事しています。
野菜50%、果物50%の割合なので、野菜ジュース感すくなめで飲みやすい
栄養成分 | 甘夏&レモンミックス コップ1杯(200ml) |
---|---|
たんぱく質(g) | 0.5 |
炭水化物(g) | 21.3 |
カルシウム(mg) | 7~34 |
ビタミンC(mg) | 120 |
食物繊維(g) | 0~0.8 |
カリウム(mg) | 160~520 |
ビタミンK(μg) | 0~4 |
葉酸(μg) | 0~16 |
※日本人の食事摂取基準にあるものを一部抜粋
ビタミンCに関しては、1日分をコップ一杯で十分に補うことができます。給食を残しがちな小中学生はビタミン不足になりがちなので嬉しいですね。
また、食塩(ナトリウム)に関しては基準目標量を上回る量を摂取している子がほとんどとのこと。逆にナトリウムを体外へ出す働きのあるカリウムは不足しがちなので、野菜をほとんど食べないわが子にとってこの含有量はありがたいです。
近隣で見かけたのは「ライフ」や「平和堂」などで、店舗によっては置いてないところもあると思います。
季節限定品だから、ネットでまとめ買いするほうが良さそう
私が購入した時期は初夏からの夏の間。さっぱりしたものが飲みたい時期しか置いてないかもしれません。
見かけたらぜひ買ってみてください。
まとめ:食べられたという経験を増やそう
どれも口当たりは良いものばかりでしたが、少しでも食べられたという成功体験は大切。
栄養が補えればもっと良いのですが、本人が好んで食べられるようになるために「苦手なもの」でも食べられる食品を増やしていけるといいですね。
ハリーもなかなか手ごわいので、最初のタイミングでは原材料は見せないようにしてます
これからも少しずつ、いろんなものを見つけて試してみたいと思います。
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