なんとか嫌々ながらも学校へ頑張っていくハリー。この頃は学校まで見送りに行ったりすることもしばしば。
どんな気持ちで頑張って行っていたのか…
本当に同じクラスのお母さんたちと、もっと仲良くなって情報を交換しておけばよかったと思いました。
今回は夏休みまでの指導の話と、給食にまつわるお話です。
悩みはハリーの味覚過敏
少し発達障害を疑っている
味覚過敏のびんかんっ子
字を書くのが好きじゃない
自分を意外性のある先生だと豪語する
とにかくチャラい
子供に対して厳しすぎる
小学生のつまづきの一つ?とにかく多い”漢字直し”
小学生の間は、やはり基礎的な内容を学んでいくからわかるんですよ、そうわかるんだけども…
え?何個の量の漢字の直し…
・・・
めっちゃ多いー
ちゃんと直してから漢字練習しなよーっ
こんなやり取りが毎日です、毎日。
私も怒りたくないし、どちらかというと宿題は後回しにするタイプだったのでわかるけど…
それにしても多いんですよね、漢字の直しが。
明確な指導をする先生、しない先生
3年生の頃の先生は、ちゃんと明確に「なぜ直しの対象になったのか?」を教えてくれました。
それは
- 鉛筆はけずってピンピンのとがったもので書く。
- 漢字の角の部分をしっかりと書く。丸くカーブしたように書かない。
- はらうところやはねるところなど丁寧に書こう。
わかりやすいですよね。
そう、指導の内容が子供にもきちんとわかるように教えてくれていました。
たくさんの漢字を習ってきているとはいえ、「他の人が読んでわかりやすく書く」ためには、基礎部分の書き方がまだ必要な学年なのかなと思いました。
ところが、です。
S先生の指導からは、そういったことがノートの赤ペン部分からも見えてこない。
最初に赤ペンが入ってないところも増やされている…。
えっ、これ確かに赤ペンついてなかったのに…増えてる
うーん、どういうことなんだろう。4年生だから直しの量が多いだけかなぁ?
そんな風に思っていました。
夏休みの補習
時代は徐々に子供に無理させて学校行かせたりしないようにはなってきましたが、当時はちょうど間なのもあって、とりあえず「コツコツ」とがんばれるように促していました。
夏休みに入ってすぐ、漢字の直しの補習があり、すごい量の直しを泣きながら毎晩やっていました。
大変だけどがんばってなおそーね
…(無言の抵抗)
最後まで直したのを、私がちゃんと確認してしるしをつけてわかるようにしていました。
そう、S先生には前科があるもの。直してOKもらっているのにまたやり直しとか、卑怯な手は許さないくらいの気持ちでいました。
今思えば、「モンペ(モンスターペアレント)」と言われようが何だろうが、おかしいなって思ったことは電話なりなんなりで確認してみてもよかったんですよね…。
それに成績が悪くついてしまいと…と考えるあまり、ハリーに少し無理をさせてしまったように思います。
弱い立場の子供たちに対してこうやって支配するやり方は、本当に初めてだったのでわからずにもやもやしながらも、自分を納得させる理由を探していました。
結局直しをしないといけない子供は多く先生が一人で対応していたので、時間内に終わらずに、1学期の分は夏休みには終わりませんでした。
無理やり?給食を残さず食べるように指導
とにかく今思えば、「口がうまい」ということ。
よく詐欺などでしゃべりがうまくて、人を操るのが上手な人というのがいると思います。
(ひっかかったことはないですが…)
先生の中にもS先生のことをよく思っていない先生はいて、その先生が教えてくれるまで私は気づかずにいたのですが…。
夏休み前の懇談で知った事実
漢字の直しと時期が前後しますが、1学期の懇談の時にこんな話を聞きました。
給食のモヤシをね、『多いから減らしてください』って言いに来たんですけど、他の子もがんばって食べているから食べるように言ったら、すごい勢いで全部食べたんですよー
えっ、はぁ…
食べようと思ったら食べれるんやなぁと思って関心しました
そうですかー
帰ったら褒めておきます
- ほかの子もがんばっているからがんばれ
- 友達も食べているから食べよう
こういうワードって、本当につらい思いをしている子供にとっては地獄。
「完食指導」という言葉は、今は見直しをと言われるようになってきました。子供たちの食べる量ってそれぞれ体格や内臓の働き、成長の度合いによって異なってきますよね。
違って当たり前なのに、やはりどこか(学校とは別の)上の方の指示があるのか、先生の変な正義感(粗末にするのは良くない)のせいで苦しんでいる子供がいることは確かです。
\こんな風に臨機応変に対応してくれる先生が増えると嬉しい/
給食は、ご飯がまともに食べさせてもらえない子供にとっては救い…でもハリーのような味覚過敏を持つ子供にとっては嬉しくないのが本音です。
まとめ|信頼できる先生に相談を
漢字の直しにしろ、給食にしろ、とにかく私からできるアドバイスは「信頼できる先生に相談を」と言うことです。
学校にまつわる子供のことをニュースで知ると、学校ぐるみで隠そうとしたり、教育者としてふさわしくない言動を行う人が目立って本当に腹立たしく、悲しい気持ちになってきますが、一方で信頼できる先生もたくさんいることは確かです。
ただ、保育園や幼稚園などのように「先生」と「保護者」が顔を合わせて話す時間はとっても少なくて、信頼関係を築くにはよっぽど努力しないといけないのかもしれません。
子供の自立もあって、学校へ行く機会があっても参加が自由だと不参加だったり、仕事の都合で時間が取れなかったりするかと思います。
それでも「学校へ行く」までしなくても、「電話で話す時間をとる」、「連絡帳へ相談事を書く」などできることから始めることです。
今回の内容は、すっかり私の身体に異変が起きてから相談することになったのですが、今困っているあなたにはそうなる前に相談をしてほしいと思います。
私が考え付く相談場所として(学校以外だと)
- 同級生や先輩のいる友だち
- かかりつけ医(診療科や相談内容による)
- 役場の子育て相談(高校卒業くらいまでは相談できると思います)
- 教育委員会
パートナーに相談するのはもちろんとして、やはり同じクラスだったり、その先生の指導を受けたことがある子の保護者友だちというのは、積極的に作っておいてほしいです。
すこしでもあなたの手助けになりますように
最後まで読んでいただきありがとうございました。