偏食だと栄養が偏って身長が十分に伸びないかも
なんて心配になりませんか?
ハリーは小6の後半から成長期に入り、私の身長も追い抜きました。バランスよく食事をあげれていたのかよくわからずにここまできているので、子供の成長に必要な栄養がとれているのか簡単にまとめてみました。
どのくらい伸びた?半年の身長記録
「毎月いつ測ろう?」など、特に決めずにできるだけ午前中に測っています。
(やはり一日の中で背が高いと言われるので…笑)
1月から7月までの半年で約7㎝伸びていました!
身長が伸びるまでに、足が急に大きくなっていたので成長のピークかなとは思っていたのですが、5月後半から7月までの間は毎朝、「目線がちがう!」と日々の成長を感じていました。
いくつかサイトを見てみると、幅があるものの80~90%は遺伝とありました。
- 私の身長:155cm
- 主人の身長:174cm
予測される身長は「171cm」だそうです。
/スクスクのっぽくん「身長DATAバンク」で予測計算ができます\
残りの10~20%の部分が普段の生活習慣…ということなので、やはり栄養はしっかり取りたいですね。
成長に必要な栄養素と現実
子供の成長に必要な栄養素は何かを、正直私は意識したことはありませんでした。
食べてくれないものが多くて、何を作ってあげればいい?ってことばかりで気が回らなかった
小学2年生でハリーから、
『自分で食べられるものだけ食べなさい』って先生に言われたよ
えっ、先生からはなんも聞いてないけど?
あまりにも給食で時間がかかるために、担任から”食べられるものだけ食べるように”と指導されていて、給食ではバランスよく食べているものばかりと思っていた私にとって、寝耳に水でした。
給食はバランスよく食事を提供してくれる半面で、時間や大人数という制約があって個々に対応してもらうには先生の仕事が多すぎるのかもしれませんが…それでも一言教えてほしかったなとは思います。
4年生の頃の出来事以来、現在では食べられるものを無理なく、少しは挑戦しつつも学校では食べています。
成長に必要な栄養素
私が子供の頃は、「身長を伸ばす=牛乳をたくさん飲む」というのが呪文というかなんというか、信じていたことでした。
子供ならではの単純な考えをずっと信じてました…
カルシウムを含む牛乳だけでなく、他にもバランスよく栄養を採らないと身体にも吸収されないということをいろんなサイトから学びました。
わかりやすく書いてあったのがUHA味覚糖のこちらのサイト。
以下の7つの栄養が成長に大切なもの。
- たんぱく質
- カルシウム
- 鉄分
- ビタミンA
- ビタミンC
- ビタミンD
- DHA
「成長」=「身長が伸びる」ことだけではなく、内臓や脳など外見からではわかりにくい部分の成長や、免疫力など健康に過ごすためのことも必要な栄養なんですね。
実際に食べていたもの
さて、7つの栄養素が大事だとわかってもハリーが実際に食べていたものはどうなのか?
今回は身長が大幅に伸びたことで成長がわかりやすかったため、身体を作る「たんぱく質」と歯や骨を強くする「カルシウム」についてまとめました。
以降に出てくる食品の括弧内はハリーが一回に食べるのがこのくらいかなというおおよその分量[g]です。
データは「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」から引用し、それぞれ括弧内の数字を用いて計算しています。
たんぱく質といえば魚や肉が多いと思いますが、ハリーはこのあたりも苦手が多くて食べている種類が限られています。ハリーが食べている全てではないですが、味覚過敏の彼にとって比較的よく食べているものをあげました。
- 鶏ささみ天ぷら(100)
- 鶏もも唐揚げ(皮と脂身なし/100)
- 牛豚ミンチの餃子(6:4の割合/45:30)
- 豚ヒレのタツタ焼き(75)
- 豚ゼラチン(0.8)
- たまご(50)
- ちくわ(60)
- ウィンナー(40)
- チキンナゲット(60)
- チーズ(18)
- 牛乳(200)
- ヨーグルト(68)
たんぱく質の摂取基準の推奨量は、8-9歳で40g/日、12-14歳で60g/日(注1)なので、一食(1日三食で計算)あたり13gから20g程度摂れているといいようですね。
ただ、ハリーは朝食、昼の給食ではたんぱく質を十分に摂れていなさそうなので、組み合わせに取り入れていこうと思います。
100g毎で見ると、豚ゼラチンが一番多いけど、そんなに食べるものでもないよね
今回、1回分がどのくらいかなぁと調べた時に、何気にヨーグルトの量が70gから2g減っていたことに気付いてショックを受けました。
知らない間に量が減る「ステルス値上げ」
家計にはきついです…
注1)厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2020年版)策定検討会報告書」P126のたんぱく質の食事摂取基準を参照しています。
カルシウムといえば「牛乳」や「魚」と思い込んでいる私ですが、ハリーは魚類はほとんど食べれません。けずり粉などがもっと積極的に料理に使えればいいのですが、ついついだしの素を使っています。
ハリーは乳製品に限ってはわりと食べているように思います。
- チーズ(18)
- 牛乳(200)
- ヨーグルト(68)
- 魚肉ソーセージ(55)
カルシウムの摂取基準の推奨量は、8-9歳で650mg/日、12-14歳で1000mg/日(注2)なので、一食(1日三食で計算)あたり216mgから333mg程度必要です。
ハリーの年齢だと1回に摂る牛乳とヨーグルトの量のカルシウムが毎食摂れると理想的なようです。
今回、魚肉ソーセージのデータは「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」から引用したものですが、こちらの魚肉ソーセージだとカルシウム量が228mg含まれているので、小食のハリーでもパクっと食べられて便利です。
でも、近所のスーパーでは売ってないのが難点
以前はよく使うスーパーに売っていたのですが、取り扱いがなくなってしまったのでネット購入活用や実家からの荷物に入れてもらったりしています。
以前はサバの竜田揚げやししゃもの卵だけ…など食べれていたのですが、今では魚類で食べられるものがほとんどなくなってしまったので、せめて缶詰の魚が食べられるようになってほしいものです。
注2)厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2020年版)策定検討会報告書」P308のカルシウムの食事摂取基準を参照しています。
まとめ|成長に関する栄養は摂れている?
ざっと成長に関する二つの栄養素をまとめましたが、どうも足りているように思えません。
ただ、私たちや祖父母世代と比べて栄養が多く摂れているから、足は長い子が多いですよね。
ハリーも痩せ型なのもあって、足の長さが際立って見えます(笑)
近所のお友達も同じくらいの時期にぐんと身長が伸びたと言っていたので、ある程度は伸びる時期に差し掛かっているようです。
できれば予測身長より高くなってほしいので、食べられるものを探して増やしていきたいと思います
最後まで読んでいただきありがとうございました。